No.18
BACK INDEX
≪ひでちゃんの『日光 鬼怒川水系のカジカ釣り』≫
2006.11.10
淡水魚倶楽部の皆様〜鬼怒川水系の『カジカ釣り』のレポートをお送りします。 今年は『カジカ』の当たり年だそうです、良く釣れま〜す!! この水系での『カジカ釣り』の解禁は11月一杯で、12月1日から来春の3月31日までは産卵期のために禁漁となります。 ・・・・・・By hidechan ≪日光鬼怒川カジカ(大型卵種)釣り≫ 秋も深まり、渓流、鮎釣りの季節も過ぎた頃、栃木県では鬼怒川水系、那珂川水系のカジカ釣りが始まります。 好天の特異日である文化の日、小物釣り師のひでちゃんも早速仲間を誘って鬼怒川水系に出漁いたしました。 現地に到着すると既に車が沢山、何人もが竿を出しております。アセアセ 駐車場所から少し離れたポイントに大石ゴロゴロの広ーい河原をワッセワッセと歩いてポイントに・・。 途中の皆さんに「お早うございまーす。釣れますかー」と情報を聞きながら向かいます。 今年は『カジカ』の当たり年だそうで、皆さんそれなりの釣果を確保して嬉しそうです。 ポイントに着いて早速釣り開始、手前はカジカ釣り初めての「初心者M君」、「その先が炎の源流釣り師Tさん」です。 ”カジカ釣り”の一般的なスタイルは本日の竿頭「テンカラ先生のEさん」のように、1m前後のカジカ竿(先に針だけ付いてます)と深場や流れの速いところで底の様子を見るためのガラス箱を使用します。 竿の持ち方が微妙ですなー。 そうして『カジカ』の隠れていそうな石の下や石の隙間にそっと餌を送り込みます。 ”カジカはケツを釣れ”と言う格言があり1匹釣れると必ずその周りに何匹か居るので、釣れた人のすぐ傍 に竿を入れると必ず釣れるようです。 何でも作って見ようのひでちゃんはカジカ竿も作ってみました、ワカサギ竿改です。 こんなの超小型リールに中通しのガン玉錘、錘から5cm程で針(5号の秋田キツネ)を付けています。 釣りスタイルはこんな感じです。 このスタイルだと腰が痛くなりませーん(^^)。 餌はイクラかクロカワムシ(ヒゲナガカワトビゲラの幼虫)栃木ではジャジャムシなどと呼びますが現地で幾らでも採集できます。 ひでちゃんはスーパーのイクラのしょうゆ漬けを特売日に買い込み、小分けしてラップに包んで冷凍し必要分を使用しています。
傍で釣っていた鹿沼市から来たというおじさん。 腰痛防止の超ロングバージョンカジカ竿を使っていました。 他にもアユ竿の穂先や渓流竿の穂先、竹竿や自転車のスポークなんて人も居ました(重い!風情が無いだろう風情がー) 黙々と釣り続けるタフな女釣り師、お子さん連れのお父さんや若い御夫婦の姿も見ることができ、それぞれのスタイルで楽しむ栃木の”カジカ釣り”でした。 『カジカ』は清流に住む秋の味覚として、ヤナの食堂では1串の値段が『アユ』や『イワナ』より高い高級魚扱です。主に串焼きにして醤油を付けて食べたり、空揚げや甘露煮で楽しみますが何と言っても良く焼いた『カジカ』に熱燗を注いだ”カジカ酒”は円やかな旨味が出て”イワナの骨酒”よりも臭みがなくとても美味しいものです。 本日のひでちゃんの釣果ですがざっとこんなものでした(^^)。
さて、カジカの釣り方ですが、カジカの隠れていそうな石の隙間を探します。 こんな感じですが、真ん中の石の隙間が判りますか? その穴にそっと餌を落とし込みます。 錘の大きさや色は関係ないらしく、ちょっと誘ってあげるとクンクンと餌さを引き込む『カジカ』のアタリが有り、釣れました。
こんな釣り方をしているのは当日は私だけでした。 上から狙えるポイントしか責められませんので、最終的な釣果は探り釣りに負けますが、引きを楽しむ点ではこちらの方が面白いと思います。 カジカ竿をセッセと作り、落としこみ釣りの普及に努めております。(^^) 鬼怒川水系では昨日釣った穴でも次の日にはちゃんと『カジカ』が入っているほど魚影が濃く、商売で釣る人も居るくらい数が釣れます。 水量の増減で釣れるポイントが変わりますのでそれも『カジカ』の保護に繋がっているのかもしれませんね。 漁協も一番釣れた場所を3年間禁漁にして『カジカ』の増殖に努めておりますので、再来年が楽しみです。 是非一度体験しに来て下さい、嵌りますよ。 再会!!・・・・・・・by ひでちゃん 2006.11.03 |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||