交雑種タナゴ
ライン
≪PartV≫成体の飼育・観察

『トウキョウサンショウウオ』の飼育・観察記録をお届けします。

≪画像撮影機材≫
◆SONY Cyber-shot DSC-T9

◆ 飼育と繁殖 『トウキョウサンショウウオ』のページはこちらから!!
◆ ≪PartT≫ 孵化〜初上陸(変態)編
◆ ≪PartU≫成体の飼育観察環境(完結編)


※2008.09.12〜2008.11.08のレポートを一挙公開!! 2008.11.30

2008.11.30 気温も下がり室内観察飼育に移行!!
2008.12.18 栄養補給?。。。新エサ探索!!
2008.12.31 新エサ捕食画像追加!!


NO. 年月日 画      像 観 察 記 録

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H20.09.12


画像撮影:”ユキノシタ”の上に登る固体


≪上陸後 約3ヶ月経過≫
※室外1200水槽

前回(2008.06.29)のアップでは気温の上昇を避けるために室外1200水槽での飼育状況をレポートしましたが、無事に全ての幼体が上陸して当初の目標を達成したことに一安心!!
水槽内の温度は約26℃程度まで上がっていました。

餌もアカムシ・サシに加えてコオロギ(3〜5mm程度)を与えています。
周囲が暗くなると出てきて餌を捕食しています。


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H20.09.23


土・草植えプラケースの固体:アカムシ捕食


プラケースより移動し岩の間を棲家にした固体


≪2グループに棲息場所が分散≫
※室外1200水槽


現在は14匹の生体を淡水魚倶楽部に残していますが、約半数づつのグループに分散して生活しています。
グループA:土・草植えのポイント
グループB:水中に設置した岩の隙間

結構、水中に設置して水上に出た岩の隙間も温度上昇が少なくて良い環境なのかも?





≪1200水槽環境≫
【設置場所】:室外(1時間程度日照)
【水   槽】:1200水槽
【底環境】:砂利(左側と右側段差10cm)
【左側環境】:水位約5cm+水上葉浮草+石&大き目の岩

【右側環境】:土・草植えプラケース
【上   蓋】:メッシュ上蓋(脱獄防止)
【水槽内温度】:2008.9.23現在は26℃

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H20.10.19


”アカムシ”を捕食する寸前画像


≪上陸後 約4ヶ月経過≫

生体画像を撮影するのは夜間しかないので、餌を与えるのも如何しても夜間になります。
最近は上蓋を開ける音と振動を学習しているらしく餌時間を認識しているようです。
”アカムシ”を与えると直ぐに岩の隙間から出てきて捕食しています。

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H20.10.25


移動時に体長測定・・・うむ〜この子は70mm


この子はチョッと大きく80mm、デップリ



室内水槽(250キューブ_A&B)


≪250キューブ_A≫


≪250キューブ_B≫


≪上陸後 約5ヶ月経過≫
≪室内新飼育観察水槽に移動≫


そろそろ寒い日もあり、室内での飼育・観察も可能な気温になってきました。
室外水槽だとやはり観察時間が限定されてしまうので室内のキューブ水槽(2水槽)に移動させることに・・・・・

お引越し前に体長測定です、70〜80mm程度に成長しています。
ただし、一匹だけ成長が遅れている子がいて約60mm・・・(;_;)ウルウル
体重測定は今回実施しませんでしたが、次回にでも実施してみようかな?
”デブッチョの子”と”スマートな子”が居ますがやはり普段の捕食量の違いなのですかね???

















≪室内キューブ水槽環境≫
【設置場所】:室内
【水   槽】:250アクリルキューブ水槽
【底 環 境】:砂利(珪砂)・岩
【奥側環境】:砂利

【前側環境】:水草(マツモ・ウィロモス)
【上   蓋】:ガラス+メッシュ
【照   明】:テトラミニライト ML-5W

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H20.11.08


”フタホシコオロギ”の飼育ケース


”フタホシコオロギ”


活餌の存在を感じて出てきたぁ〜〜!!


”フタホシコオロギ”を狙うチビ君


”生水苔”を挿入した水槽_A


”生水苔”を挿入した水槽_B


≪”フタホシコオロギ”の入手≫

室外1200水槽で飼育していた時には”ヨーロッパコオロギ”を与えていましたが、今回は”フタホシコオロギ”(2〜3mm)を入手してあげました。
しかし、この活餌を保管しておくのがまた一苦労で〜す!!( T.T)オロオロ
とにかく『サンショウウオ』が食べ易いようにとSSサイズを入手したためにメッシュの細かな飼育保管ケースでないと活餌が脱出しそうです。
うむ〜〜〜
以前、淡水魚倶楽部員の方が持ってきてくれた『ホタル』用の観察ケースがあったのを思い出して・・・・・・
如何にかチョッと細工してOK!!
下には¥100均で購入したプラケース×2個がばっちりサイズでした。
土に草を植えてその中に活餌である”フタホシコオロギ”を入れてあげました。
おぉぉぉ〜入手時にサンプルでこの”フタホシコオロギ”の餌まで同封してくれましたぁ〜〜そうか、この活餌にも餌がいるのかぁ〜おぉぉぉ〜それりゃそうですね\(><)/ギョッ

≪失敗談≫
活餌をケースに入れた後に挿入してある草に霧を吹いて水分補給をしてあげたのですが、活餌があまりにも小さいために葉っぱについた水滴に吸引されて溺れてしまいましたぁ〜Oh My God!!
この失敗で約10匹程度が『サンショウウオ』にあげる前にお★様になってしまいました。(→o←)ゞあちゃー



水槽内で動く活餌の存在を感じ取って石の下からモゾモゾと出てきた『サンショウウオ』!!
観察していると一番小さい固体が果敢にも水草の下より石によじ登って捕食しようとしています。
次の瞬間!!近寄って”パクッ”
お見事です、捕食瞬間の画像を撮れなかったのが残念!!


≪飼育環境の再変更≫

ホームセンターに行ったときに”生水苔”を発見!!
早々に購入して水草(水中)の代わりに挿入してあげました。
やはりこれのほうがシェルターにもなり良いと思います。
今までは石と石の隙間等に潜んでいましたが、しばらくするとこの水苔の中にも入り込んでいます。
当然、水草を取り除いたので水槽内の水もほんの少しだけ残し除きました。
※水槽内の後方中央に写っている角ケースは”活アカムシ”を入れているプラスチックケース(ハリスケース)です。
以前は石の上に”アカムシ”を入れてあげたのですが砂利の中に潜り込むものがいるので餌ケースにしました。
翌日になるときれいに食べて、食べ残しはありませぇ〜ん!!(*^_^*)

≪室内キューブ水槽環境≫
【設置場所】:室内
【水   槽】:250アクリルキューブ水槽
【底 環 境】:砂利(珪砂)・岩
【奥側環境】:砂利

【前側環境】:生水苔
【上   蓋】:ガラス+メッシュ
【照   明】:テトラミニライト ML-5W
【餌ケース】:アカムシ用



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H20.12.18
H20.12.31


多摩川水系の土手で幼虫探索です。


こんな枯れ草の茎に生息しているのです。


茎を割ってみると・・・おぉぉぉ〜黄色幼虫!!


30分程度でこんなに沢山採れましたぁ〜!!


左ケース:アカムシ用  右ケース:幼虫用

















新餌捕食画像追加 Photo: 2008.12.28



 ≪栄養補給”蛾の幼虫?”を探索≫

現在までに与えているエサは『アカムシ』・『サシ(小)』・『ダンゴムシ(小)』・『ミミズ(小)』・『ヨーロッパコオロギ』、そして前回のレポートで初めて購入して与えた『フタホシコオロギ』・・・・・うむ〜『コオロギ類』は大好物のようですが、如何にしてもチョッと高価なエサですね!!
リーズナブルで栄養価がありそうな『サシ』が良いと思うのですが、エサ箱のプラケースから這い出してしまい捕食出来なかったものが羽化して飼育水槽内に”ハエ”が飛ぶのが嫌ですねぇ〜(>_<")
でも上手く『サンショウウオ』の口元に来ればキャッチして捕食しそうです?(^。^)

何か良いエサが無いものかと思案していたのですが・・・・・・(-_-)ウーム
2年程前に”多摩川水系の小物釣り”に師匠と多摩川水系へ行ったときに”昔はエサを自然の中から採ったものだ・・・・・”と言って何処からと無く黄色い幼虫を採ってきたのを思い出しました。
確か師匠はその時”キイムシ”とか言っていたような???ただ黄色からか(^。^)
※色々と調べてみると如何やらこの黄色い幼虫は蛾である『スギヒメハマキの幼虫』であるらしい?or『ハマキガ』?

この幼虫を多摩川水系の土手に採りに行くにもSAKUにはどの枯れ草をターゲットに行けば良いのか全く解らず(・_・?)ハテ
丁度、休日に師匠がSAKU宅に来られたのでその話をすると早々に多摩川水系に行くことに決定!!

既に多摩川水系の土手は夏から秋にかけて蔓延っていた草も殆どが枯れ草となっていました。
師匠の指導で早速、ターゲットの枯れ草の茎を割ってみると中は白いスポンジ状で非常に綺麗です。
何本かの茎を割ると・・・・・居ました、居ました〜細い枯れ草の細い茎にもしっかりと幼虫が潜んでいましたぁ〜d(-_^)good!!

中にはチョッと毛色の異なる茶色の幼虫も発見・・・・・これは師匠宅で飼っている小鳥に与えるそうです。

20〜30分で50〜60匹の幼虫を採ることができました、流石は師匠で〜す!!

帰宅後にアカムシのエサ箱の横にもうひとつこの幼虫用のエサ箱を追加。
2つの水槽内に試しに12匹づつを入れてみたのですが、翌朝には全て捕食してしまったようです。
アカムシも画像で解るように入れてあったのですが、どちらも綺麗に戴いていました。
うむ〜このエサは多摩川水系に行けば無料で幾らでも採集できるのでOK!!
但し、味とか栄養とかは『サンショウウオ』に聞いてみないと解らないので・・・?
まぁ〜早々に全て捕食してくれたので美味しかったのではないかと思います。

多摩川水系の帰りに師匠が幼虫の潜んでいる枯れ草を何本か取ってくれたので暫くは自宅でまた茎を割って確保できるので大丈夫かと・・・・・・・p(^ ^)q
※草:『セイタカアワダチソウ』という野草らしい?or 酷似種:『オオブタクサ』?

これからの季節は淡水魚倶楽部でも野鳥観察に出掛けますが、野鳥もこの幼虫を捕食するらしいです。

≪2008.12.28 画像撮影≫
新餌である『スギヒメハマキの幼虫』を水槽内の餌ケースに入れた夜間に懐中電灯を使用して観察してみると・・・・おぉぉぉ〜『サンショウウオ』が餌ケースの上に来て幼虫を捕食していました。
残念ながら懐中電灯を片手で持ちながらの撮影なので画像が鮮明ではないのですがアップしておきます。
丁度、幼虫を捕食した時を撮影したかったのですが一瞬のシャッターチャンスを今回は逃してしまいました。
画像は幼虫を呑んでしまった後の画像です。
その後も暫く観察していたのですが、周囲が明るくなったので岩の下に潜り込みましたぁ〜残念!!(#^.^#)








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